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研究支援等 分子研リポート2010 | 分子科学研究所

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(1)

ここに記載しているのは,直接研究活動を行わないが,研究を遂行する上で,なくてはならない研究支援業務であり, 主に技術課が担当・支援しているものである。特に法人となってからは,全国の分子科学コミュニティの連帯を強め るために,研究支援部門を強化してきた。法人化後に新設された部門には,「安全衛生管理室」,「 広報室 」,「史料編 纂室」がある。

技術課は,研究支援組織の中核になる大きな集団を構成している。分子科学研究所は,法人化後,技術課に所属す る技術職員を公募で選考採用したり,研究室配属の技術職員を研究施設に配置転換したりすることによって,大型の 研究施設を維持管理する部門や共同利用を直接支援する部門を増強した。平成19年4月に組織編成を見直した(「2-5  構成員」を参照)。

安全衛生管理室は,法人化に伴い,研究所の総括的な安全衛生が,労働安全衛生法という強制力を持つ法律によっ て規制されるようになったため,その法律の意図するところを積極的且つ効率的に推進するために設置された。それ までは,設備・節約・安全委員会という意思決定のための委員会が存在していたが,安全衛生の実際の執行は技術課 が一部を担当したものの,専門に執行する組織はなかった。現在,安全衛生管理室には,専任の助教と事務支援員, 十名弱の兼任の職員を配置し,執行組織として,多くの施策を実行している。担当職員は,安全衛生を維持するのに 必要な資格を全て取得し任務にあたっている。

広報室は,法人化と共に設置した部門であり,法人化する前は,単に研究活動報告や要覧誌の発行などを研究教育 職員が分担で行っていただけであった。法人化以降は国民に,より積極的に研究所で行っている研究内容を分かりや すく紹介することに重点を置くようになった。例えば,分子研ウェブサイトでは,より一般に親しめるコンテンツ制 作に努め,事業内容を紹介する動画の制作や展示室を設置し,見学者に公開している。また,分子研における研究トピッ クの発信やプレスリリースを積極的に行うために,広報室は研究部門との連携をより強めて活動している。

史料編纂室は,法人化後に設置された支援組織としては一番新しい。法人化後まもなく迎えた創立30周年記念行 事の中で分子研設立の経緯を残すことの重要性が認識された。このため,総研大葉山高等研究センターを中心に発足 した「大学共同利用機関の歴史」研究プロジェクトに参加する形で史料編纂室を発足させた。分子研設立の経緯と共に, 過去に所員が行ってきた研究,分子科学コミュニティーの形成過程などの歴史を整理・記録し,今後は広報室と協力 しながら公開することを目指している。

4.研究支援等

(2)

4-1 技術課

技術課は,所長に直属した技術職員の組織で,2010年4月1日の構成員は,7班15係の総勢38名である。技術 職員は,主に研究施設に配属され,それぞれの持つ高い専門技術で,研究教育職員と協力し,先端的かつ独創的な研 究を技術面から支え,大学共同利用機関の使命を果たすために努力している。各施設に配属された技術職員の対応す る技術分野は広範囲に渡っている。機械,電気,電子,光学,情報,といった工学知識や各要素技術の技能を基に支 援業務として実験機器の開発,システム開発等を行い,物理・化学・生命科学を基に物質の構造解析や化学分析等を 支援している。この様に技術職員の持っているスキルを活用し,U V S O R やスパコン,レーザーシステム,X線解析 装置,電子顕微鏡,E S R ,S Q U I D ,N M R など大型設備から汎用機器の維持管理,施設の管理・運用も技術職員の役 割としている。さらに,科学の知識を基に研究所のアウトリーチ活動も職務として担い,広報に関する業務,出版物 の作成も行っている。所内の共通業務としてネットワークの管理・運用,安全衛生管理も技術課の業務として行って いる。安全衛生管理では,研究所の性質から毒劇物,危険物など薬品知識や低温寒剤の知識,放射線管理,その他技 術的な側面から,毎週職場巡視を行い,分子研の安全衛生管理に寄与している。

技術職員が組織化されたのは,1975年に創設された分子科学研究所技術課が日本で最初である。技術職員が組織 化したことで,直接待遇改善につながったが,組織化の効果はそれだけでなく,施設や研究室の狭い枠に留まってい た支援を,広く分子科学分野全体の研究に対して行うことができるようになり,強力な研究支援体制ができあがった。 支援体制の横のつながりを利用し,岡崎3機関の岡崎統合事務センターと技術課が協力して最良の研究環境を研究者 に提供することを目標に業務を推進している。しかし,事務組織とは違って,分子研の施設に配属された技術職員は, 研究室に配属された技術職員と比較すると,流動性に乏しいので,組織と個人の活性化を図るために,積極的に次の ような事項を推進している。

4-1-1 技術研究会

施設系技術職員が他の大学,研究所の技術職員と技術的交流を行うことにより,技術職員相互の技術向上に繋がる ことを期待し,1975年度,分子研技術課が他の大学,研究所の技術職員を招き,第1回技術研究会を開催した。内容 は日常業務の中で生じたいろいろな技術的問題や失敗,仕事の成果を発表し,互いに意見交換を行うものである。そ の後,毎年分子研でこの研究会を開催してきたが,参加機関が全国的規模に広がり,参加人員も300人を超えるよう になった。そこで,1982年度より同じ大学共同利用機関の高エネルギー物理学研究所(現,高エネルギー加速器研 究機構),名古屋大学プラズマ研究所(現,核融合科学研究所)で持ち回り開催を始めた。その後さらに全国の大学 及び研究機関に所属する技官(技術職員)に呼びかけ新たな技術分野として機器分析技術研究会も発足させた。現在 ではさらに多くの分科会で構成された総合技術研究会が大学で開催され,さらなる発展を遂げつつある。表1に今ま での技術研究会開催場所及び経緯を示す。

表1 技術研究会開催機関

年度 開催機関 開催日 分科会 備考

昭和 50 分子科学研究所 昭和 50 年 2 月 26 日 機械 名大 ( 理 )( 工 ) のみ

昭和 51 分子科学研究所

昭和 50 年 7 月 20 日 機械 学習院大など参加

昭和 51 年 2 月 機械,(回路) 名大 ( 工 ) 回路技術

昭和 52 分子科学研究所

昭和 52 年 7 月 機械 都城工専など参加

昭和 53 年 2 月 機械,(回路) 名大プラ研回路技術

(3)

昭和 53

分子科学研究所 昭和 53 年 6 月 2 日 機械,回路

技術研究会について討論会 分科会形式始める 高エネルギー物理学研究所 昭和 53 年 10 月 27 日 機械技術

昭和 54

分子科学研究所 昭和 54 年 7 月 機械,回路,電子計算機 電子計算機関連の分科会を創設

高エネルギー物理学研究所 昭和 54 年 10 月 19 日 機械

分子科学研究所 昭和 55 年 2 月 機械,回路,電子計算機

昭和 55

高エネルギー物理学研究所 昭和 55 年 10 月 24 日 機械

分子科学研究所 昭和 56 年 1 月 30 日 機械,回路,電子計算機,低温

低温分科会を創設 技術課長 内田 章

昭和 56

分子科学研究所 昭和 56 年 7 月 機械,回路,電子計算機,低温 高エネルギー物理学研究所 昭和 56 年 1 月 30 日 機械

昭和 57 高エネルギー物理学研究所 昭和 58 年 3 月 17-18 日 機械,回路,電子計算機,低温

技術部長 馬場 斉

3研究機関持ち回り開催が始まる 昭和 58 分子科学研究所 昭和 59 年 3 月 2-3 日 機械,回路,電子計算機,低温

昭和 59 名古屋大学プラズマ研究所 昭和 59 年 11 月 15-16 日

機械,ガラス , セラミック,低温回路,電 子計算機,装置技術

実行委員長 藤若 節也

昭和 60 高エネルギー物理学研究所 昭和 61 年 3 月 19-20 日

機械,計測制御,低温,電子計算機,装置 技術

技術部長 山口 博司 昭和 61 分子科学研究所 昭和 62 年 3 月 19-20 日 機械,回路,電子計算機,低温

昭和 62 名古屋大学プラズマ研究所 昭和 63 年 3 月 29-30 日 機械,回路,低温,電子計算機,装置技術 昭和 63 高エネルギー物理学研究所 平成元年 3 月 23-24 日

機械,計測制御,低温,電子計算機,装置 技術

技術部長 阿部 實 平成元 分子科学研究所 平成 2 年 3 月 19-20 日 機械,回路,低温,電子計算機,総合技術 2ヶ所で懇談会 平成 2 核融合科学研究所 平成 3 年 3 月 19-20 日

機械,低温,計測制御,電子計算機,装置 技術

平成 3 高エネルギー物理学研究所 平成 4 年 2 月 6-7 日

機械,低温,計測制御,電子計算機,装置 技術

平成 4 分子科学研究所 平成 5 年 3 月 11-12 日 装置 I,装置 II,低温,電子計算機

実行委員長 酒井 楠雄 3研究機関代表者会議 平成 5 核融合科学研究所 平成 6 年 3 月 23-24 日

機械,低温,計測制御,電子計算機,装置 技術

技術部長 村井 勝治 研究所間討論会 平成 6 高エネルギー物理学研究所 平成 7 年 2 月 16-17 日

機械,低温,計測制御,電子計算機,装置 技術

技術部長 三国 晃 研究所間討論会 平成 7 分子科学研究所 平成 8 年 3 月 18-19 日

機械,回路,計測制御,電子計算機,化学 分析

技術課長 酒井 楠雄

研究所間懇談会 化学分析を創設

平成 8

国立天文台・電気通信大学共催 平成 8 年 9 月 19-20 日

計測・制御,装置・回路計算機・データ処

初めての分散開催 大阪大学産業科学研究所 平成 8 年 11 月 14-15 日 機器分析

名古屋大学理学部 平成 9 年 2 月 6-7 日 装置開発 A ,B ,ガラス工作 北海道大学理学部 平 9 年 2 月 27-28 日 低温

平成 9

核融合科学研究所 平成 9 年 9 月 11-12 日 機械,回路,低温,電子計算機,装置技術 静岡大学 平成 9 年 11 月 27-28 日 機器分析

工学部,情報学部,電子工学研究所 各技術部の共催

平成 10

名古屋工業大学 平成 10 年 11 月 26-27 日 機器・分析

高エネルギー加速器研究機構 平成 11 年 3 月 4-5 日 工作,低温,回路・制御,装置,計算機 インターネット討論会

平成 11

東北大学 平成 11 年 11 月 11 日 機器・分析 分子科学研究所 平成 12 年 3 月 2-3 日

装置,回路,極低温,電子計算機,ガラス 工作

インターネット技術討論会

平成 12

福井大学 平成 12 年 9 月 28-29 日 機器・分析 東北大学 平成 13 年 3 月 1-2 日

工作,装置,回路,極低温,情報・ネット ワーク,材料・物性開発,地球物理観測

平成 13

大阪大学 平成 13 年 11 月 15-16 日 機器・分析 核融合科学研究所 平成 14 年 3 月 14-15 日

工作,装置,計測制御,低温,計算機デー タ処理

技術部長 大竹 勲

平成 14 東京大学 平成 15 年 3 月 6-7 日

工作,装置,回路,極低温,情報・ネット ワーク,生物科学,機器・分析,地球物理 観測,文化財保存,教育実験・実習

平成 15

三重大学 平成 15 年 11 月 20-21 日 機器・分析

高エネルギー加速器研究機構 平成 16 年 2 月 26-27 日 工作,低温,回路・制御,装置,計算機 技術部長 三国 晃

(4)

平成 16

佐賀大学 平成 16 年 9 月 16-17 日 機器分析を主とし全分野

大阪大学 平成 17 年 3 月 3-4 日

工作,装置,回路・計測制御,低温,情報 ネットワーク,生物科学,教育実験演習 実習

平成 17

岩手大学 平成 17 年 9 月 15-16 日 機器・分析 分子科学研究所 平成 18 年 3 月 2-3 日

機 械・ ガ ラ ス 工 作, 回 路, 低 温, 計 算 機, 装置

技術課長 加藤 清則

平成 18

広島大学 平成 18 年 9 月 14-15 日 安全衛生,計測制御,機器・分析など全分野

名古屋大学 平成 19 年 3 月 1-2 日

機械・ガラス工作,装置技術,回路・計測・ 制御,低温,情報ネットワーク,生物,分 析・環境,実験・実習

平成 19

富山大学 平成 19 年 8 月 23-24 日 機器・分析 核融合科学研究所 平成 20 年 3 月 10-11 日

工作低温,装置,計測制御,計算機デー タ処理

技術部長 山内 健治

平成 20

愛媛大学 平成 20 年 9 月 25-26 日 機器・分析

京都大学 平成 21 年 3 月 9-10 日

機械・ガラス工作,装置,回路・計測・制 御,低温,情報ネットワーク,生態・農林 水産,医学・実験動物,分析・物性,実験・ 実習・地域貢献,建築・土木,環境・安全

平成 21

琉球大学 平成 22 年 3 月 4-5 日 機器分析,実験・実習,地域貢献,安全衛生 高エネルギー加速器研究機構 平成 22 年 3 月 18-19 日

機械,低温,計測・制御・回路,装置,情 報・ネットワーク

平成 22

東京工業大学 平成 22 年 9 月 2-3 日 機器分析,実験・実習,地域貢献,安全衛生

熊本大学 平成 23 年 3 月 17-18 日

機械・ガラス工作,装置,回路・計測・制 御,低温,情報ネットワーク,生態・農林 水産,医学・実験動物,分析・物性,実験・ 実習・地域貢献,建築・土木,環境・安全

4-1-2 技術研修

1995年度より,施設に配属されている技術職員を対象として,他研究所・大学の技術職員を一定期間,分子研の 附属施設に受け入れ技術研修を行っている。分子研のような大学共同利用機関では,研究者同士の交流が日常的に行 われているが,技術者同士の交流はほとんどなかった。他機関の技術職員と交流が行われれば,組織の活性化,技術 の向上が図れるであろうという目的で始めた。この研修は派遣側,受け入れ側ともに好評だった。そこで,一歩進めて, 他研究機関に働きかけ,受け入れ研修体制を作っていただいた。そうした働きかけの結果,1996年度より国立天文 台が実施し,1997年度には高エネルギー加速器研究機構,1998年度からは核融合科学研究所が受け入れを開始し 現在も続いている。法人化後は,受け入れ側の負担や新しい技術の獲得には大きく寄与していないため,実施件数は 少なくなってきた。そこで,2007年度からセミナー形式で外部より講師を招き,併せて他機関の技術職員も交えて「技 術課セミナー」を行っている。この「技術課セミナー」は今後,様々な技術分野のトピックを中心に定期的に開催す る予定である。2010年度は外部より5名の講師(民間3名)を招き開催した。また,従来の受け入れ研修も小規模 ながら続けている。

表2,3に分子研での受け入れ状況を示す。

表2 過去の技術研修受入状況

年 度 受 入 人 数(延)

平成.7 年度 .6

平成.8 年度 12

平成.9 年度 13

平成 10 年度 .7

平成 11 年度 .6

平成 12 年度 13

(5)

平成 13 年度 47

平成 14 年度 96

平成 15 年度 59

平成 16 年度 8

平成 17 年度 6

平成 18 年度 6

平成 19 年度 6

平成 20 年度 25

平成 21 年度 40

表3 技術研修受入状況(2009.4.1 〜 2010.3.31)

氏  名 所  属 受入期間 備  考

岡田 則夫 国立天文台 23.2.21-2.22 超精密加工技術研修

松井 真二 兵庫県立大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」講師 庄子 習一 早稲田大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」講師 大原 淳士 (株)デンソー基礎研究所 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」講師 廣瀬 智博 (株)不二越 23.3.23-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」講師 小畠 一志 (株)アライドマテリアル 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」講師 吉野 一郎 (株)不二越 23.3.23-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 沖田 喜一 国立天文台 23.3.23-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 岡田 則夫 国立天文台 23.3.23-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 三ツ井健司 国立天文台 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 藤田 和之 北海道大学 23.3.22-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 武井 将志 北海道大学 23.3.22-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 上野 素裕 三重大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 中川 浩希 三重大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 桐  昭弘 富山大学 23.3.23-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 柴田  幹 富山大学 23.3.23-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 仲林 祐司

北陸先端科学技術大学 院大学

23.3.23-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 谷田貝悦男 東京大学 23.3.23-3.24 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 石川 秀蔵 名古屋大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 千田 進幸 名古屋大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 中木村雅史 名古屋大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 齋藤 清範 名古屋大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 後藤伸太郎 名古屋大学 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」 月山 陽介 名古屋大学大学院 23.3.23 技術課セミナー「ナノ・マイクロ加工技術の基礎と応用」

4-1-3 人事

技術職員人事は,法人化されてからは,広く人材を確保するために,国立大学法人等採用試験や公募採用も取り入れ, 即戦力,より高度な専門技術を持つ人材の採用を行ってきた。これら職員人事の経緯を表4に示す。また,職員採用 については技術職員の年齢構成も考慮している。現在の職員の年齢構成は以下の様になっており,やや団塊となる世 代が中堅職員層に見られ,ライン制の組織構造で起こる人材登用問題も深刻になりつつある。これらを踏まえ人事に ついての議論は教員を交え,なるべく多くの時間を費やすようにしている。技術職員は教員と違って人事の流動性は ほとんどないため,長期間,同一職場に勤務すると,職務に対する意識が慢性化し活力が低下しがちである。従って

(6)

人事の流動は,組織と個人の活性化に重要な施策として不可欠である。その対策として法人化前は一定の期間,所属 を移して勤務する人事交流を行ってきた。しかし,法人化後は,交流先の機関での人材確保や技術分野の一致が見ら れず,実施されていない状況である。現在,全国の技術職員のネットワークを通じて,新たな人事交流の可能性を模 索している。

人事交流実績

名古屋大学理学部(技術分野:装置開発技術)

北陸先端科学技術大学院大学(技術分野:放射光技術,装置開発技術)

表4 法人化後の技術課人事

年月日 事項 配属班 備考(前職あるいは転出先)

2004 年 4 月 1 日 採用 機器開発技術班 名古屋大学

2004 年 4 月 1 日 採用 光計測技術班 東北大学

2004 年 10 月 16 日 採用(公募選考) 研究・広報技術班 基礎生物学研究所 2005 年 4 月 1 日 採用(公募選考) ナノサイエンス技術班

2005 年 4 月 1 日 採用(公募選考) ナノサイエンス技術班

2005 年 11 月 1 日 転出 研究・広報技術班 極端紫外光科学研究系助手 2006 年 2 月 1 日 採用(公募選考) 計算科学技術班

2007 年 1 月 1 日 採用 計算科学技術班 沼津工業高等専門学校 2007 年 3 月 15 日 転出 研究・広報技術班 静岡市役所

2007 年 12 月 31 日 転出 学術支援班 日本電子データム 2008 年 4 月 1 日 採用(公募選考) 機器利用技術班

2008 年 4 月 1 日 採用 計算科学技術班 2009 年 2 月 1 日 採用 機器開発技術班

2009 年 3 月 31 日 転出 光技術班 岩手大学

2009 年 10 月 1 日 採用(公募選考) 光技術班 2009 年 11 月 1 日 採用(公募選考) 学術支援班

4-1-4 受賞

早坂啓一(1995 年定年退官). 日本化学会化学研究技術有功賞(1986)

. 低温工学協会功労賞(1991)

酒井楠雄(2004 年定年退官). 日本化学会化学技術有功賞(1995) 加藤清則(2008 年定年退職). 日本化学会化学技術有功賞(1997) 西本史雄(2002 年辞職). 日本化学会化学技術有功賞(1999) 山中孝弥. 日本化学会化学技術有功賞(2004)

石村和也. WATOC2005 Best Poster Diamond Certificate(2005) 堀米利夫. 日本化学会化学技術有功賞(2005)

鈴井光一. 日本化学会化学技術有功賞(2007) 吉田久史. 日本化学会化学技術有功賞(2008) 水谷文保. 日本化学会化学技術有功賞(2009)

(7)

4-2 安全衛生管理室

安全衛生管理室は,研究所における快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて,職場における職員の安全と 健康を確保するための専門業務を行うことを目的として,平成16年4月に設置された。安全衛生管理室には,室長, 専任及び併任の安全衛生管理者,安全衛生管理担当者,化学物質・放射線・高圧ガス・.電気・レーザーなどのそれぞ れの分野を担当する作業主任者が置かれている。安全衛生管理者は,少なくとも毎週1回.明大寺・山手両地区を巡視 し,設備,作業方法又は衛生状態に危険及び有害のおそれがあるときは,直ちに,職員の健康障害を防止するための 必要な措置を講じている。また,職場の安全衛生を推進するために必要な,作業環境測定(必要に応じ外部に委託)や, 保護具,各種の計測機器,文献・資料,各種情報の集中管理を行い,分子研における安全衛生管理の中心としての活 動を行っている。

また安全衛生管理室では,分子科学研究所全職員に対する安全衛生教育も行っており,そのための資料作成,各種 資格取得の促進,専門家の養成などを行っている。雇い入れ時の安全衛生教育は年度初旬に定例として行うほか,講 習テキストと講習会 D V D を用意し,年度途中の採用者に対しても,随時安全衛生教育が可能となるよう配慮している。 また長期滞在する外国人研究者のため,英文の安全衛生講習会テキストの作成,講習会 D V D の英訳字幕の挿入等の 作業なども進め,外国人研究者への配慮も行っている。外国人に対しては,すでにこの教材を用いた安全衛生教育を 進めている。安全衛生教育用の D V D 教材,特に英語版教材については,改善の余地も残されており,今後も改訂作 業を継続していく。

安全衛生に必要な情報は,安全衛生管理室の W E B ページ(http: //i nf o.i ms.ac.j p/saf ety /)にまとめて掲載しており, 必要な規則や書式に即座にアクセス可能である。また,安全衛生管理室員全員のメールアドレスが入っているメーリ ングリスト(safety@ ims.ac.jp)も設定しており,各種の質問などに機動的に対応できる体制になっている。1年に数回, 分子研安全衛生委員会(岡崎3機関の「安全衛生委員会」に相当)と合同で連絡会議を開催し,所内の安全衛生状況 に関する情報交換,連絡の徹底等が円滑に行なわれる体制を採っている。

(8)

4-3 広報室

「アカウンタビリティ」という言葉が喧伝される昨今,老若男女を問わず広く一般の方々に分子研の研究活動や役 割を分かり易く伝えることの重要性がますます増加している。このような広報活動を進める組織として,分子研には 広報室が設置されている。本年度のメンバー構成は,広報室長,副室長,技術職員2名,技術支援員1名である。

広報室では,この数年来,広報活動のより一層の充実を目指して,様々な改革を進めている。ここでは,以下の各 項目に関して簡単に報告する。

(1) 展示室の公開 (2) 分子科学フォーラム

(3) アウトリーチ活動連絡委員会 (4) ホームページの部分改訂 (5) 紹介ビデオの公開

4-3-1 展示室の公開

研究所見学に来訪される方々に,分子研における研究活動及び共同利用施設について分かり易く伝え,さらに,分 子科学への理解を深めて頂くことを目的とした常設展示室が,平成22年5月に公開された。当展示室には,研究紹 介のグラフィックパネル,U V S O R の 60 分の 1 模型,920M H z. N M R の 4 分の 1 の半立体模型の他,分子科学研究の 基礎を学ぶことができる8種類の体験型展示物を配置している。本年度は,15 団体以上(300 名以上)の見学者のほか, 30 名程度の一般見学者の利用があった。

4-3-2 分子科学フォーラム

毎年4回開催される市民講座・分子科学フォーラムは,研究所のコロキウム委員により講演者の依頼などの企画と, 実施当日及びその準備などの運営がなされ,広報室は運営の支援を担ってきた。今年度は,広報室が企画・運営に携 わる比重が大きくなった。特に,第87回分子科学フォーラムとして企画した宇宙航空研究開発機構 川口淳一郎教 授(「はやぶさ」プロジェクトマネージャー)の講演会は,岡崎コンファレンスセンター大会議室の収容能力をはる かに越える聴衆が押し寄せる大盛況となった。また,第88回分子科学フォーラム(ノーベル物理学賞受賞者 益川 敏英教授講演)では,岡崎市民会館大ホールを会場とした大きな企画となり,広報室,分子研技術課と岡崎統合事務 センターと連携による運営となった。この傾向は次年度以降のコロキウム委員のあり方を検討する材料となるものと 思われる。

4-3-3 アウトリーチ活動連絡委員会

岡崎3機関アウトリーチ活動連絡委員会の委員として,広報室から2名が参加し,岡崎3研究所で協力して行うア ウトリーチ活動の分子研での取りまとめを行った。今年度の当委員会の特筆すべき活動は,東岡崎駅構内での壁貼看 板の実施である。平成23年3月から東岡崎駅構内の広告スペースの利用を開始した。この看板は,分子科学フォー ラムを始めとするイベントや研究所の研究活動を広報する手段として有効と考えられる。

(9)

4-3-4 ホームページの部分改訂

平成21年4月にホームページの全面的な改訂がなされたが,運用する中で様々な要望が広報室に寄せられた。こ の要望を反映し,より,分かり易く情報発信ができるホームページへと部分改訂を行った。改訂のポイントは,①トッ プページの情報量を増やすと同時に見易くする,②下層ページへのアクセス向上,などである。

4-3-5 紹介ビデオの公開

平成21年度に作成を始めた研究所紹介(約15分)及び研究紹介(2〜3分/人)のビデオの,日本語版及び英語 字幕版が完成し,分子研ホームページにて公開した。また,従前に作成されたビデオも合わせて分かり易くアクセス できるビデオ公開ページへと改良された。研究所紹介ビデオは,アウトリーチ活動である各種シンポジウムの際に分 子研ブースで放映し,また,研究所見学者に御覧いただくなど有効に活用された。

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4-4 史料編纂室

4-4-1 はじめに

分子研では創設三十周年記念を迎えた翌年(平成18年1月),史料編纂室が設けられた(現在,南実験棟102・ 109号室)。そこでは,「分子研の創設の経緯」や「分子研の発展の経緯」について,非常に多数の史料を収集し,整 理し,保存するという,いわゆる「アーカイブズ活動」を行っている(現在のメンバーは,木村克美,鈴木さとみ, 南野智,室長・薬師久彌)。

これらの史料は,次の四つに大別できる。1)日本学術会議による分子研設立勧告(昭和40年)以前の動向,2) 学術会議勧告から第一次分子研小委員会まで(昭和40−45年),3)第二次分子研小委員会から分子研設立まで(昭 和45−50年),4)創設十周年記念までの分子研第一期(昭和50−60年)。

分子研創設までの比較的長い年月にわたる貴重な記録や歴史的な資料(種々の委員会の議事録や配付資料など)を 可能な限り収集・保管しておくことは重要であると考えられる。これらの史料を一般に閲覧できるような検索機能を もたせることも計画している。なお,これまでの総研大アーカイブズ・プロジェクトにおける基盤共同利用機関の間 の情報交換は,分子研アーカイブズ活動を進める上に非常に役立っている。

4-4-2 最近寄贈された史料

1.. 井口洋夫(寄贈:平 22.3.19,22.4.8,22.4.28,22.6.28)

. ( a).「分子研創設の資料」ファイル(昭和 48 年度総合研究費申請書・報告書,設備費一覧など)」,( b).「分子研開所 式の講演原稿」ファイル,(c).「日本−スペイン共同研究」ファイル,(d).「インドとの学術交流事業」ファイル,(e).

「赤松先生分 Part(3)」ファイル,(f).「歴史的材料」ファイル(平成 5 年時代の分子研スパコン導入に関する資料など), (g).「新聞スクラップ」ファイル(分子研関連の多数の記事),(h).「1995 年 C zech-Meeting」ファイル,(i).「OK A Z A K I. C ONF E R E E NC E 講演要旨集および集合写真」ファイル(昭和 60 年まで),(j).「日米光合成研究会(ハワイ)」ファ イルの資料(プログラムおよび写真),( k ).「スライド 5 枚」(化学を拓いた人・宇都宮三郎および幸福寺の写真, 味の素を抽出している昔の写真),(l).その他 7 点(分子研関連の記事が載された印刷物).

2.. 薬師久彌(寄贈:平 22.5.6,22.7.16,22.12.9)

. ( a).「30 周 年 記 念 D V D ( 原 稿, 議 事 録, 名 簿, 写 真 な ど )」,( b).「 第 1 回 (1983) –10 回 (2010) 日 中 C onduc ti on- Photoconduction シンポジウム」講演要旨集および集合写真,(c).「1991.UPS -S MS 日中シンポジウム」集合写真). 3.. 永瀬 茂(寄贈:平 22.7.7)

. [平 15–20 年オーバーヘッド資料]. 4.. 木村啓作(寄贈:平 22.8.13)

. (a).「分子研ニュース」冊子 No.1.(1982)–No.5.(1984),(b).「分子研(国立大学共同研究機関,昭和 50 年 4 月)」冊子, (c).「設立時の各部門の備品一覧」,(d).「分子研披露記念 (1979)」冊子,(e).「創設 10 周年記念事業 (1985)」冊子,(f).「電 算機センターパンフレット(英語版)」冊子,(g).その他,分子研第1期の多数の資料.

5.. 戸村正章(寄贈:平 22.4.8)

. 「化学試料室関連の設計図とアルバム(3 冊)」. 6.. 技術課(寄贈:平 22.8.13,22.9.3)

. 「分子研 20 周年記念行事の書類とカセットテープ(5 本)」および「分子研紹介ビデオテ−プ」(日本語版と英語版).

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4-4-3 アーカイブズ研究会・学会への参加

(氏名は分子研史料編纂室からの参加者)

(1).「アーカイブズ編成の理論と実践」(国文学研究資料館アーカイブズ研究系主催・公開研究集会)[平 22.1.9,立川市] 木村.

(2).「アーカイブズプロジェクト打合せ」(総研大主催)[平 22.1.29,核融合科学研究所史料室,土岐]木村.

(3).「分子研創設の歴史」(日本化学会春季年会,化学教育・化学史セッション)[平 22.3.28,近畿大学,東大阪市]木 村(口頭発表)・南野・鈴木・薬師.

(4).「第1回自然科学アーカイブズ研究会」(高エネルギ−加速器研究機構史料室主催)[平 22.7.1,自然科学研究機構 研究連携室,東京]木村.

(5).「教育研究機関におけるアーカイブズ活動を考える研究会」(日本アーカイブズ学会2010年度第1回研究集会)[平 22.9.23,東大工,東京]木村.

(6).「日米のサイエンス・アーカイブズを語る」(高エネルギ−加速器研究機構史料室主催)[平 22.10.13–14,高エネル ギー加速器研究機構,つくば]木村,鈴木.

(7).「第2回自然科学アーカイブズ研究会」(核融合科学研究所史料室主催)[平 23.2.2,核融合科学研究所]木村,鈴木. (8).「岡崎3研究所アーカイブズ懇談会」(基生研・生理研・分子研)[平 22.2.15,22.5.24,22.9.6,22.12.6].

4-4-4 おわりに

史料は,文書保存箱に整理して保存している。長期保存のため,最近は中性紙の保存箱も利用している。各史料の 保存については,( a). 通常の紙コピー,( b). デジタル化(PD F ファイル),( c). 特に貴重と思われる史料については長期 保存のためマイクロフィルム化を進めている。

分子研・史料編纂室としては,今後とも他機関のアーカイブズ室と連携を保ちながら,アーカイブズ活動を継続し ていきたい。

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4-5 社会との交流

4-5-1 自然科学研究機構シンポジウム

自然科学研究機構シンポジウムは,著名なジャーナリストであり本機構の経営協議会委員でもある立花隆氏によっ て提案・コーディネイトされ,下記のようにこれまでに計10回開催されている。

第1回:「見えてきた! 宇宙の謎。生命の謎。脳の謎。科学者が語る科学最前線」,サンケイプラザ(東京都千代 田区),2006年3月21日。

第2回:「爆発する光科学の世界—量子から生命体まで—」,東京国際フォーラム(東京都千代田区),2006年9月 24日。

第3回:「宇宙の核融合・地上の核融合」,東京国際フォーラム,2007年3月21日。

第4回:「生命の生存戦略 われわれ地球生命ファミリーは.いかにして.ここに.かくあるのか」,東京国際フォーラム, 2007年9月23日。

第5回:「解き明かされる脳の不思議」,東京国際フォーラム,2008年3月20日。 第6回:「宇宙究極の謎」,東京国際フォーラム,2008年9月23日。

第7回:「科学的発見とは何か 「泥沼」から突然「見晴らし台へ」」,東京国際フォーラム,2009年3月20日。 第8回:「脳が諸学を生み,諸学が脳を統合する」,学術総合センター一橋記念講堂,2009年9月23日。 第9回:「ビックリ 4D で見るサイエンスの革新」,東京国際フォーラム,2010年3月21日。

第10回:「多彩な地球の生命—宇宙に仲間はいるのか—」,学術総合センター一橋記念講堂,2010年10月10日。 本シンポジウムに対して,分子科学研究所は以下のような様々な企画で積極的に関与してきている。まず,第1回 において,「21世紀はイメージング・サイエンスの時代」と銘打ったパネルディスカッション中で,岡本裕巳教授が

「ナノの世界まで光で見えてしまう近接場光学」というタイトルで講演を行った。第2回目は,講演会全体の企画を 分子科学研究所が中心となって行った。全講演のうちの半数を分子研のスタッフ(松本吉泰教授,平等拓範准教授, 加藤政博教授,大森賢治教授,江東林准教授)が担当し,中村宏樹所長が閉会の挨拶で締めくくった(詳細は「分子 研リポート2006」を参照)。なお,本講演会の収録集が,2007年度10月に(株)クバプロより出版された。さらに 第7回では,加藤晃一教授が自らの体験に基づいて「研究の醍醐味とは何か」を伝える講演を行った。

また,本シンポジウムでは,講演会の開催と併せて,展示コーナーを設けてビデオやパネルを用いた説明を行なっ てきている。短い休憩時間をぬって展示スペースを訪れ熱心に質問をされる参加者の方々も多く,「研究の面白さ」 を伝える試みが一定の成果を挙げていることが実感される。特に,第6回以降は,新規に作成した分子研の紹介ビデ オを放映している効果もあり,以前にも増して多数の方々より様々な質問を頂くようになった。

4-5-2 分子科学フォーラム

分子科学研究所では,『分子研コロキウム』という名前で所員に向けた分子科学のセミナーを開催し,2010年12 月で827回目を数えた。これとは別に,分子科学の内容を他の分野の方々や一般市民にも知らせ,また分子研コロキ ウムよりはもう少し幅広い科学の話を分子研の研究者が聞き,自分の研究の展開に資するようにすることを目的とし たセミナーも有益であろうという考えの下に,豊田理化学研究所の協力を得て開催するに到ったのが『分子科学フォー ラム』である。豊田理化学研究所の理事を長年つとめておられる井口洋夫先生の紹介によりこれが実現し,年度毎に 年間計画を前年度末に豊田理化学研究所の理事会に提出し,承諾を得てから実施している。第1回は1996年9月に シカゴ大学教授の岡. 武史先生(現名誉教授),第2回は同年10月に生理学研究所名誉教授の江橋節郎先生に講演を

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お願いし,現在までに88回開催されている。

『分子科学フォーラム』は,分子科学の内容を他の分野の方々や一般市民に紹介し,また,分子研内の研究者がよ り広範な科学の内容に触れる場を提供してきたが,2008年度より一般市民の方々に科学の面白さ・楽しさを広める

「市民一般公開講座」として新たに位置づけた。2009年度は広報・アウトリーチ活動の重要性が益々増大している現 状に鑑み,一元的で効率的な活動の展開を目指して,広報室を中心とした実施体制の整備を進めた。また講演回数を これまでの年6回から年4回に変更し,密度の高い講座を開講することで,より魅力的な『分子科学フォーラム』の 実現を図った。

回 開催日 テーマ 講演者

85 2010.. 6.16 水,水,水;不思議な水のミクロの世界

大峯 巖

 (分子科学研究所長)

86 2010.. 9.. 3

化学は“ くすりづくり” にどのように役立っ ているか

大島 正裕

 (田辺三菱製薬株式会社・C MC 研究センター  C MC 保証部長)

87 2010.11.. 5 「はやぶさ」が挑んだ世界初の往復惑星飛行

川口 淳一郎

 (宇宙航空研究開発機構教授,

 「はやぶさ」プロジェクトマネージャー) 88 2011.. 1.14 益川流・フラフラのすすめ

益川 敏英

 (名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長)

4-5-3 岡崎市民大学講座

岡崎市教育委員会が,生涯学習の一環として岡崎市民(定員 1,500 人)を対象として開講するもので,岡崎3機関 の研究所が持ち回りで講師を担当している。

分子科学研究所が担当して行ったものは以下のとおりである。

開催年度 講 師 テーマ

1975 年度 赤松 秀雄 化学と文明 1976 年度 井口 洋夫 分子の科学

1980 年度 廣田 榮治 分子・その形とふるまい 1981 年度 諸熊 奎治 くらしの中のコンピュータ 1982 年度 長倉 三郎 分子の世界

1983 年度 岩村  秀 物の性質は何できまるか 1987 年度 齋藤 一夫 生活を変える新材料 1988 年度 井口 洋夫 分子の世界

1991 年度 吉原經太郎 光とくらし 1994 年度 伊藤 光男 分子の動き 1997 年度 齋藤 修二 分子で宇宙を見る

2000 年度 茅  幸二 原子・分子から生命体までの科学 2003 年度 北川 禎三 からだで活躍する金属イオン

2006 年度 中村 宏樹 分子の科学,独創性,そして東洋哲学 2009 年度 平田 文男 生命活動における『水』の働き

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4-5-4 その他

(1) 岡崎商工会議所(岡崎ものづくり推進協議会)との連携

岡崎商工会議所は,産学官連携活動を通じて地元製造業の活性化と競争力向上を目的に「岡崎ものづくり推進協議 会」を設立し,多くの事業を行っている。この協議会と自然科学研究機構岡崎3研究所との連携事業の一環で,会員 である市内の中小企業との交流会を,平成19年度から行っている。これらは主に技術課の機器開発班と電子機器・ ガラス機器開発班が中心となって対応し,交流会によって出来あがった協力体制は現在も継続している。また,平成 22年度は隔年で開催される「岡崎ものづくりフェア2010」へ大学・研究機関として参加出展した。

(2) コミュニティサテライトオフィス講演会

岡崎大学懇話会(市内4大学で構成)・岡崎商工会議所が運営するコミュニティサテライトオフィスにおいて,地 域社会や地域産業の活性化に還元する主旨で一般市民及び企業関係者を対象として実施している。

開催日 テーマ 講 師

2009..1.15

分 子 を 活 用 す る 近 未 来 技 術 〜 分 子 科 学 研 究 所 が 関 与 す る エ ネ ル ギー問題や環境問題等への取組み〜

西  信之 教 授

2010..1.19 次世代の太陽電池について 平本 昌宏 教 授

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4-6 理科教育への協力

4-6-1 スーパーサイエンスハイスクール

岡崎高校は,平成19年度より始まる S S H 継続事業に応募し,この提案が文部科学省より採択された。分子科学研 究所も引き続きこの事業を支援することに合意した。今年度は以下の2課題の活動に協力した。

(1). スーパーサイエンス部活動(化学班)の支援

・「自作造波機を用いた文字の造波」(指導:装置開発室及び米満賢治准教授)。

. 6月21日に分子研装置開発室で,生徒から造波機の作成について相談を受け,造波機が完成した10月まで製 作を支援した。また,文字を造波する際に必要とされる理論的な指導を米満准教授が行った。この研究は,第 54回県学生科学賞にて優秀賞を受賞した。

・「物性理論研究への指針」(指導:米満賢治准教授)。

. 7月28日に,物性理論の研究に興味を持つ生徒に,今後の研究方向について指導した。 (2). 科学三昧 in あいち2010

12月24日にウィルあいち 愛知県女性総合ホール(名古屋市)で開催された。

4-6-2 コスモサイエンスコース

分子科学研究所では,平成20年度に愛知県立岡崎北高等学校が国際的に活躍できる科学技術者の育成を目的に新 たに設置した,コスモサイエンスコースへの協力を,岡崎市にある基礎生物学研究所,生理学研究所とともに開始した。

分子科学研究所が担当したものは以下のとおりである。

(1).「コスモサイエンス・ゼミ」に講師を派遣(開催場所:岡崎北高校)

開催日 タイトル 講 師

2008..6.21 二酸化炭素の科学を楽しんでいます 田中 晃二 教 授 2009..6.13 エネルギー問題の解決は科学者の使命—太陽電池のはなし 平本 昌宏 教 授 (2).「コスモサイエンス・ゼミ」

目的:各研究所の施設を見学することで,実際の研究現場の雰囲気を体験し,科学に対する興味,関心を高める 参加人数:コスモサイエンスコース1年生 約40名

分子研見学場所:電子顕微鏡(実験棟地下1F ),UV S OR 日時:2008 年 12 月 26 日(金)13:30–16:00

4-6-3 サイエンスパートナーシッププロジェクト

岡崎西高校は,2008年度から連続して,今年度も,分子科学研究所宇理須グループと連携して科学技術振興機構

(J S T )のサイエンスパートナーシッププロジェクト(以下 S P P と略す)に応募して採択された。「神経細胞への遺伝 子導入による光受容体タンパク質発現」のテーマのもと,7月16日〜20日の期間で講義および実験指導が行われた。

4-6-4 あいち科学技術教育推進協議会

スーパーサイエンスハイスクール(S S H)研究指定校,愛知スーパーハイスクール研究校,さらに,サイエンスパー トナーシップ(S P P)実施校である愛知県下の16高校が,2009年度に「あいち科学技術教育推進協議会」を立ち上 げた。これは,文部科学省指定 S S H 中核拠点育成プログラムの一貫として,S S H で得た知識や組織力を活用し,全

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県的な取り組みとして理数教育の推進を目指したものである。協議会設立のキックオフイベントとして「科学三昧 i n あいち2009」が2009年12月24日に岡崎コンファレンスセンター(岡崎市)にて開催された。当イベントにおい ては,協議会加盟校を含む県内の多数の高校から理科教員や高校生が集まり(参加総数300名以上),科学や技術に ついての先進的教育活動の紹介が行われた。分子研からは「酸化物半導体薄膜を利用した光波干渉と光発電」「デス クトップ電子顕微鏡で観るナノの世界」と題した2つの体験型ブースをワークショップに出展し,高校生をはじめと する来場者との交流を行った。2010年度は,「科学三昧 in あいち2010」が2010年12月24日にウィルあいち(名 古屋市)にて開催された。

4-6-5 国研セミナー

このセミナーは,岡崎3機関と岡崎南ロータリークラブとの交流事業の一つとして行われているもので,岡崎市内 の小・中学校の理科教員を対象として,岡崎3機関の研究教育職員が講師となって1985(昭和60)年12月から始 まり,毎年行われている。

分子科学研究所が担当したものは以下のとおりである。

回 開催日 テーマ 講 師

2 1986.. 1.18 分子研の紹介 諸熊 奎治 教 授

3 1986.. 6.. 7

シンクロトロン放射とは

 (加速器・分光器・測定器の見学)

渡邊  誠 助教授 春日 俊夫 助教授 6 1986.10.. 4 人類は元素をいかに利用してきたか 齋藤 一夫 教 授 9 1987.. 6.13 レーザーの応用について 吉原經太郎 教 授 12 1987.. 9.26 コンピュータで探る分子の世界 柏木  浩 助教授 15 1988.. 7.. 2 目で見る低温実験・発光現象と光酸化現象 木村 克美 教 授

18 1988.10.29 人工光合成とは何か 坂田 忠良 助教授

21 1989.. 6.24 星間分子と水—生命を育む分子環境— 西  信之 助教授 24 1989.10.21 常温での超伝導は実現できるか 那須奎一郎 助教授 27 1990.. 6.23

目で見る結晶の生成と溶解

—計算機による実験(ビデオ)—

大瀧 仁志 教 授

30 1990.10.20 電気と化学 井口 洋夫 所 長

33 1991.. 6.22

自己秩序形成の分子科学

—分子はどのようにしてリズムやパターンを作り出すか—

花崎 一郎 教 授 37 1991.12.14 からだと酸素,そしてエネルギー:その分子科学 北川 禎三 教 授 39 1992.. 7.. 7 サッカーボール分子の世界 加藤 立久 助教授 42 1992.11.13 炭酸ガスの化学的な利用法 田中 晃二 教 授 45 1993.. 6.22 化学反応はどのように進むか? 正畠 宏祐 助教授 48 1993.10.. 1 宇宙にひろがる分子の世界 齋藤 修二 教 授

51 1994.. 6.21 分子の動き 伊藤 光男 所 長

54 1995.. 6.20 生体内で活躍する鉄イオン—国境なき科学の世界— 渡辺 芳人 教 授 57 1996.. 6.28 分子を積み上げて超伝導体を作る話 小林 速男 教 授

60 1997.. 6.13 生体系と水の分子科学 平田 文男 教 授

63 1998.. 6.12

電子シンクロトロン放射光による半導体の超微細加工

—ナノプロセスとナノ化学—(UV S OR 見学)

宇理須恆雄 教 授

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66 1999.. 6.. 8 レーザー光で,何が見える? 何ができる? 猿倉 信彦 助教授 69 2000.. 6.. 6 マイクロチップレーザーの可能性 平等 拓範 助教授 72 2001.. 6.. 5 ナノメートルの世界を創る・視る 夛田 博一 助教授 75 2002.. 6.. 4 クラスターの科学—原子・分子集団が織りなす機能— 佃  達哉 助教授 78 2003.. 6.24 科学のフロンティア—ナノサイエンスで何ができるか? 小川 琢治 教 授 81 2004.. 6.22 生命をささえる分子の世界—金属酵素のしくみを探る 藤井  浩 助教授 84 2005.. 6.28 環境に優しい理想の化学合成 魚住 泰広 教 授 87 2006.. 6.20 電気を流す分子性結晶の話 小林 速男 教 授 90 2007.. 6.15 光で探る生体分子の形と機能 小澤 岳昌 准教授 93 2008.. 6.17 宇宙の光を地上で作る—シンクロトロン光源— 加藤 政博 教 授 96 2009.. 6.. 9 化学結合をいかに教えるか 平本 昌宏 教 授 101 2010.11.. 9

生命の営みと「水」

—化学・物理の理論とコンピュータで探る分子スケールの生命現象—

平田 文男 教 授

4-6-6 小中学校での出前授業

岡崎市内の小中学校を対象に,物理・化学・生物・地学に関わる科学実験や観察を通して,科学への興味・関心を 高めることを目的に,岡崎市教育委員会や各小中学校が企画する理科教育に協力している。

分子科学研究所が担当したものは以下のとおりである。 岡崎市教育委員会(出前授業)

対象校 開催日 テーマ 講 師

六ツ美北中東海中 2002...1.25 光学異性体とその活用 魚住 泰広 教 授 東海中 2003...2.18 計算機を使って分子を見る 谷村 吉隆 助教授

常磐南小 2005...2...7 光の不思議 岡本 裕巳 教 授

東海中 2006...2...8 モルフォ蝶とナノ化粧品の秘密 小川 琢治 教 授 美川中 2007...2.26 生物から学ぶ光と色 小澤 岳昌 助教授

矢作西小 2007.12...4 原子の世界 櫻井 英博 准教授

六ツ美北部小 2008.10.10 ミクロの世界の不思議 平本 昌宏 教 授

矢作中 2009.12...4 分子と光の秘密 平本 昌宏 教 授

岩津中 2010.10...6 分子と光の秘密 平本 昌宏 教 授

東海中 2010.11.30 電気を流す物ってどんな物? 中村 敏和 准教授

岡崎市立小豆坂小学校(親子おもしろ科学教室)

回 開催日 テーマ 講 師

1 1996.12..5 極低温の世界(液体窒素) 加藤 清則 技官 3 1997.12..4 いろいろな光(紫外線,赤外線,レーザー光) 大竹 秀幸 助手

17 2004.11.30 波と粒の話 大森 賢治 教授

23 2007.11.27 身の回りにも不思議はいっぱい 青野 重利 教授

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4-6-7 職場体験学習

岡崎市内及び近隣の中学校及び高等学校の要請により,職職場体験学習として中・高生の受け入れに協力している。

年度 受入件数 参加者数 見学受入機関名

2007 5 10

岡 崎 市 立 甲 山 中 学 校, 愛 知 県 立 豊 田 西 高 等 学 校, 岡 崎 市 立 竜 海 中 学 校, 豊 橋 市 立 中 部 中 学 校, 岡 崎 市 立 竜 南 中学校

2008 4 12

岡 崎 市 立 甲 山 中 学 校, 豊 川 市 立 音 羽 中 学 校, 岡 崎 市 立 六ツ美中学校,岡崎市立竜南中学校

2009 4 8

岡 崎 市 立 甲 山 中 学 校, 豊 川 市 立 音 羽 中 学 校, 岡 崎 市 立 東海中学校,岡崎市立竜南中学校

2010 4 9

岡 崎 市 立 甲 山 中 学 校, 岡 崎 市 立 竜 海 中 学 校, 岡 崎 市 立 竜南中学校,豊田市立高岡中学校

4-6-8 その他

(1) 岡崎市小中学校理科作品展

岡崎市教育委員会の要請により,岡崎市小中学校理科作品展に岡崎にある3研究所が輪番(原則として3年に1回) で体験型のブースを出展している。分子科学研究所は2007年は,パネル展示のほか,子どもたち自らが色素増感太 陽電池の作製や酸化チタンカラフル塗装を体験できるブースを出展した。2009年は一般公開の宣伝と未来の科学者 賞の案内を行った。2010年は常設展示室から3つの体験型展示物(ローレンツ力の実験,光の波長とモノの見え方, アンジュレータの磁石を使った実験)を設置し,来場者に体験していただいた。

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4-7 一般公開

研究活動や内容について,広く一般の方々に理解を深めていただくため研究所内を公開し,説明を行っている。現 在では岡崎市にある3つの研究所が輪番に公開を実施しているので,3年に1回の公開となっている。公開日には実 験室の公開と講演会が行われ,約2,000人の見学者が分子研を訪れる。

回 数 実施月日 備   考

第1回 1979.11...9.(F ri) 創設記念一般公開 第2回 1980.11.15.(S at)

第3回 1981.11.14.(S at) 3研究所同時公開 第4回 1985...5.11.(S at) 10周年記念一般公開 第5回 1988.11...5.(S at) 入場者 1700 人 第6回 1991.10.26.(S at) 入場者 1974 人 第7回 1994.11.12.(S at) 入場者 2700 人 第8回 1997.11.15.(S at) 入場者 2400 人 第9回 2000.10.21.(S at) 入場者 1183 人 第10回 2003.10.25.(S at) 入場者 1600 人 第11回 2006.10.21.(S at) 入場者 2058 人 第12回 2009.10.17.(S at) 入場者 1346 人

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4-8 見学者受け入れ

自然科学研究機構岡崎3機関の見学者の受け入れは,岡崎統合事務センター総務部総務課企画評価係が窓口になっ て 行 わ れ て お り, そ の 中 で 分 子 科 学 研 究 所 の 見 学 分 に つ い て は, 技 術 課 が 中 心 と な っ て そ の 対 応 に あ た っ て い る。 2010年5月に展示室を開設し,個人の見学受け入れを開始した。年間およそ300名が来訪している。

団体申込み

年度 受入件数 見学者数 見学受入機関名

1990 10 250

(財)レーザー技術総合研究所

東京工業大学理学部応用物理学科 ほか

1991 3 110

静岡県新材料応用研究会

名古屋大学工学部電気・電子工学科 ほか

1992 7 162

三重大学技術職員研修会

慶応義塾大学理工学部化学科 ほか

1993 9 211

(財)名古屋産業科学研究所超伝導調査研究会 東京工業大学化学科 ほか

1994 7 145

(社)日本化学工業界技術部

慶応義塾大学理工学部化学科 ほか

1995 4 122

日本電気工業会名古屋支部 静岡県高等学校理科研究会 ほか

1996 7 180

(財)新機能素子研究開発協会

明治大学付属中野中学・高等学校 ほか

1997 9 436

(財)科学技術交流財団

慶応義塾大学理工学部化学科 ほか

1998 6 184

東京地方裁判所司法修習生 開成高等学校 ほか

1999 8 206

愛知県商工部

愛知県高等学校視聴覚教育研究協議会 ほか

2000 12 225

(財)衛星通信教育振興協会 東京農工大学 ほか

2001 8 196

中部経済産業局統計調査員協会 愛知県立豊田西高等学校 ほか

2002 5 118

関西工業教育協会

静岡県立浜松西高等学校 ほか

2003 8 146

中部経済連合会

愛知県立一宮高等学校 ほか

2004 11 198

中部電力(株) 立命館高等学校 ほか

2005 10 317

自動車技術会中部支部

慶煕大学(K yung.hee.University) ほか

2006 8 144

山梨県立都留高等学校

西三河地区理科教育研究会 ほか

2007 9 349

(社)電気学会

愛知県立安城南高等学校 ほか

2008 14 294

自動車技術会中部支部

愛知県立岡崎北高等学校 ほか

2009 8 154

東京都立科学技術高等学校

(株)デンソー技研センター ほか

(21)

2010 18 401

立命館高等学校,愛知教育大学,光ヶ丘女子高等学校,岡 崎市姉妹都市ニューポートビーチ市使節団,豊橋商工会議 所ものづくり委員会,東海大学付属高輪台高等学校,丹葉 地方小中学校理科教育研究会,東京都立科学技術高等学校,

( 社 )近 畿 化 学 協 会, 愛 知 県 陶 磁 器 工 業 協 同 組 合,( 社 )新 化学発展協会,岡崎商工会議所,西尾幡豆納税貯蓄組合連 合会,愛知工業大学名電高等学校,愛知県技術士会,愛知 県立知立東高等学校,全豊田技術会議

(2003年度から2006年度までの見学者数には,職場体験の参加者数を含む。)

個人申込み(分子研展示室)

年度 受入件数 見学者数

2010 13 33

参照

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